昨日、デンマークの環境大臣が12月にコペンハーゲンで開催される環境会議に対する各国首脳の動きが鈍いと語っている下記記事を読みました。オバマも医療保険改革に手一杯で環境対策ができないと読んでいます。これだけだと開催国の焦りとも感じます。
http://politiken.dk/newsinenglish/article789144.ece
しかし、今日の以下の記事は、ヨーロッパと米国が共同歩調しない溝について触れています。
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/sep/15/europe-us-copenhagen
以前から、京都プロトコールについて合意しない米国の姿勢、あるいは北海道のサミットの直前にも米国方式を導入することに熱心であるとの報道が数々ありました。ここにきて、また従来の合意をチャラにして米国方式で主導権をとろうとする思惑にヨーロッパ側が反撥しています。
米国新政権はブッシュ時代より環境対策に積極的に取り組むとしていますが、国内の医療保険改革が足かせになって世界レベルの合意が十分なレベルなものにならない可能性もあり、これまで主導権をとってきたヨーロッパは焦りまくっているということのようです。
政治力の勝負が際立ってきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿