ヨーロッパの本ではないが、ヨーロッパ文化部の活動にとても参考になる本なので紹介しておく。山下範久『ワインで考えるグローバリゼーション』だ。以下にレビューを書いた。
http://milano.metrocs.jp/archives/2895
ローカリゼーションマップを構想していくにあたり参考になる本だ。一昨日、池袋のジュンク堂で書棚を眺めながら、思ったのだが、モノを介した文化史の本はそれなりにある。箸、酒、食、服飾・・・・と。しかし、どうも薀蓄の域を出ていない感じがつきまとう。それぞれの思い入れが強いのが伝わるが、これで今の何が語れるか?が不足している(ような気がする。本屋で全部読めるわけがない)。
その意味で、『ワインで考えるグローバリゼーション』はタイトル通りの目的を果たしているだろう。少なくても、このレベルの意識があってビジネスをしないといけないだろうと思う。
2010年2月13日土曜日
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