2009年7月15日水曜日

バイオリン職人の茅野根さんの感想

以前、「さまざまなデザイン」(下記)で紹介した弦楽器職人である茅根さんからメールをもらいました。彼はドイツの工房で働いているのですが、八幡さんのコメントを読んでの感想です。

http://milano.metrocs.jp/archives/1067
http://milano.metrocs.jp/archives/1076

そういえば、他人にもわりと軽く自宅の鍵を渡して留守中に掃除をしてもらうという習慣がありますが、お客さんに自宅内の各部屋を案内するのを含め、こうした空間の扱いの違いもどこかで関係してくるのかな・・・とも想像する次第です。

こんばんわ。お元気ですか?

さて、今日は安西さんのブログの一つを読んでいて、確かにそうだなぁと思ったことがあります。「外国人の医者」に関するブログです。

新しいブログでは、八幡さんの「外国人の医者を巡って」に対する意見が述べられていて、うなずくことがいくつかありました。

>母国語のレベル」といっても、どういう分野の、どの程度の言語能力かということが問題で、逆に、プロフェッショナルな世界では、特に、理学系・ 技術系の場合(医学もそれに入る)、テクニカルタームには大きな共通性があるので、言語能力の問題よりも、「うで」の方が重要だということではないでしょ うか。

これは自分がヨーロッパでいろいろな工房を回ったり、実際にいろいろなところで働いてみて同じようなことを感じました。楽器職人の世界でいえば、 最低限作業をするのに必要なレベルの言語能力を有しているならば、あとは職人の「うで」次第だと思いますし、向こうもそれをまず見極めてきます。必要最低 限の言語レベルと書きましたが、具体的に言えば、「~を切る」とか「~を削る」とか「~を塗る」とか。作業をするうえでの動作を理解できること。それと、 自分たちが使う道具などの名詞を理解できること。最低限この2つをクリアしていれば、作業にまず支障はないと思います。まぁ、工房によっては言い回しが 違ったり、特有な言い回しをすることもありますが、それは大した問題じゃないですし、外国人に限らず、現地の人間にとっても慣れなければわかりません。

2つめですが、

>わたしも、いつか、コペンハーゲンの商科大学の研究所に3ヶ月ほど研究滞在した時には、おそくまで研究室にいると、最後に帰宅する所員が、建物のマスターキーをもって来て、あとは宜しくお願いいたしますというのには、ちょっと驚きました。

これもいろいろなところで自分も体験をしています。ほんの1カ月しか実習滞在するだけなのに、お店の戸締りをすべて任せたりとか。今日は早めに上がらないといけないから、君が戸締りしてね、と鍵をすべて託されるということはしょっちゅうでした。

ブログに対する意見というよりは、共感することが多かったのでメールしました。

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