2009年7月19日日曜日

幹部の採用条件と料理のこと

八幡さんから、イタリアの医療関係者の海外志向に関する記事についてメッセージをいただきました。


医療関係のリクルート会社というのもあるのですか!面白いですね。

イタリア人に限らず、ドイツ人も、そして多分ヨーロッパ人は一般に、

>「生まれた国が気に入らなければ脱出する」

傾向があるようです。「祖先」というイメージが、日本人ほど国土と密着していないからかもしれません。さらに、仏教でも神道でも、日本人の祖先は「礼拝」の対象であり、神格化されますが、ヨーロッパ(キリスト教)ではそうではないので、土地を離れ、国を離れることにも、それほど高い壁を感じないのかもしれません。

日本のヨーロッパ駐在員(新聞社、製造業)の資質についてお話しあったことがありますが、同じような観察を、Ka Ryu さんと言う、名古屋大学大学院をでて、富士通総研の主席研究員をしている人が、中国の日本企業とその駐在員について書いています。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1280


お読みになったかもしれませんが、この当たりが、セミナーのテーマになりそうだと思いました。


ヨーロッパは各地でひどい悪天候であったようですね。

お元気でお過ごし下さい。


そういえば、会社買収と再生で有名な、日本のある会社の創業者は、早食いの人間を積極的に採用してきたというエピソードを思い出しました。彼の父親が、軍隊でよく動く人間は早食いという法則を教えてくれたそうです。それにしたがった結果、「上手くいった」とインタビューに答えていましたが、すくなくても海外進出企業については、料理に敏感な人間の方がよいとぼくも思います。


今年のミラノの夏はどうも風が多く、これは北の方面が悪天候で南の方が猛暑という全体図と関係があるのかなと思っています。


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